劇団概要

メッセージ

″まげもの(髷物)″とは、ちょんまげが結われていた江戸時代中期〜後期の頃を指します。
当劇団は、その時代を中心にしたオリジナル時代劇を上演している、東京都内の小さな社会人劇団です。

劇団名「あとみよそわか」は、作家・幸田露伴が娘に残した言葉が元になっています。「跡を見てもう一度確かめなさい」という教えが、「最後まで責任を持ってやりなさい」という意味にもつながることから、その精神に惹かれて名付けました。

主宰が幼少期から漫画を描いていたので、その影響で、物語にも漫画や小説のような世界観が自然と残っています。作品はすべてオリジナルで、市井の人々の暮らしを描く「市井もの」や、不思議や怪異を扱う「奇譚もの」が中心です。派手な殺陣よりも、物語の空気や人物の気持ちを大切にしています(*殺陣が全くないわけではありません)。

普段あまり時代劇に触れる機会のない方にも、気軽に楽しんでいただける公演スタイルを心がけており、難しい観劇ルールのようなものもなく、ふらっと観に来て楽しんでいただける劇団です。また、時代劇の用語ガイド付きのパンフレットをお渡しするなど、観劇のハードルを下げる工夫もこらして、今後は、海外からのお客様にも楽しんでいただける取り組みも考えています。

活動理念

1. 敬意と尊重

新人もベテランも、素人も専門家も、それぞれが持っているものを分かち合うことで、思いがけない発見や気づきが生まれます。
技術や知識は学べば身につきますが、人柄はそうはいきません。
だからこそ私たちは、立場や経験を超えて、互いに敬い合い、支え合うことを大切にしています。

2. 熱意と娯楽

稽古は全力で取り組みます。妥協もしません。けれどもそれが辛く苦しいものになってしまうのであれば元も子もありません。
まずは私たち自身が楽しむことが、お客様に楽しんでもらうことにつながります。
「一生懸命に楽しむこと」を大切にしながら、安心して芝居に向き合える環境を育んでいます。

3. 継続と挑戦

机上の物語を、現場の体温へと落とし込み、稽古と公演を途切れさせない。
作品を出し続けることが、劇団としての最大のメッセージであり活動の礎です。
小さく挑み、確かに積み上げ、継続と挑戦で“無名に留まらない道“を自分たちで切り拓きます。

劇団情報

劇団名まげもの劇団あとみよそわか
活動拠点東京都足立区(都内東部)
活動日毎週日曜日
代表者名鵺(ぬえ)
活動内容舞台公演、音声ドラマ配信、ワークショップ開催、他
設立年月日2024年5月1日
団員数1名(H7年9月現在)
連絡先info@atomiyosowaka.net
ホームページURLhttps://atomiyosowaka.net