先週の小屋入りから一週間。時がたつのは早いものです。
7日前はあんなにも忙しくて、これからどんな本番になるのか、期待と不安が入り交じり、疲れも興奮で感じないくらい舞い上がってました。
旗揚げのときと同じ約半年間に渡る稽古期間でしたが、旗揚げとはまた違った意味での大変さがありました。「舞台に魔物が棲んでいる」の言葉通り、初日から ”舞台あるある”のアクシデントが勃発しつつも、お客様の温かい拍手に包まれ、事なきを得た瞬間でもありました。
また、本番では、役者の皆さんが、稽古と比べ物にならないくらい格段にクオリティが上がっているのを実感できましたし、各々しっかりと実力を発揮してくださり、中の人(鵺)としては、思った以上に満足のいく出来映えでした。
初めて『茶漬屋の盗人神』を考えたときは、まさか舞台に生身の彼ら・彼女らを召喚させることは考えていませんでしたが、ラジオを聴いた視聴者から、”ラジオ放送だけだとこれから始まる物語の序盤のような印象を受けたので、せっかくならシリーズ化して、その集大成として劇団の本分でもある舞台で物語の最後を締めくくったらどうか” というアドバイスをいただきまして、その言葉に思わず『これだ!』と膝を打ち、迷わずそちらを採用させていただくことにしたのは、ここだけの話。
そして、お芝居を御覧いただいた方にしか分からない裏話ですが、今回は『御後家』さんが、こちらの想像を上回る人気がありました。<ネタばれですが💦>途中で改心することなく、最後まで自分の意地を貫き通した姿に、悪役の矜持を感じていただいたお客様が多かったようです。勿論、今回出演した客演・団員にはそれぞれお客様からお褒めの言葉を頂戴しましたので、皆、役者冥利に尽きる思いではないでしょうか。
この物語はひとまず、これで『おしまい』です。
弥助とおきみは、このあとも二人で仲良く茶漬け屋を切り盛りし、共に白髪になるまで一生を添い遂げるのでしょう。平凡で変わらぬ日常。それがこの世で最も幸せで、最も尊ぶべき生き方なのだと噛みしめながら。
とはいえ、実は密かに”お美津と弥助の出会い”などという番外編があったり、なかったり……。
その話は、機会がありましたら、またいずれ!
皆様、おあとがよろしいようでぇ~~~!!!(拍子木の音)
