11月25日(火)は、団員三人で、来年本公演を行う劇場の下見に行って参りました。
旗揚げ公演のときは、自分たちの芝居が、小劇場向きなのか、小ホール向きなのか、はたまたそれ以外なのか、よく分からないまま、どちらかというと「やりたい演出(雪を降らせたい)」や「お客様に快適に過ごして頂きたい」などの条件面を優先してしまい、結果的に200名も入るホールでの公演となり、自分たちの身の丈を考えると「格式張っていて、規模感も合っていなかったのかな」という反省点がありました。
また、たった1日2回公演しか行えず、当日は場当たりのみという駆け足でのスケジュールになってしまい、十分に本番同様の再現がゲネプロで行えなかったのも後悔に繋がりました。

それらを踏まえて、今回は自分たちの目指す舞台がどんな会場とマッチングするのかという、今後の検証も兼ねて、60人規模のこじんまりとした会場を選ぶことにしましたが、小さい劇場ならではの創意工夫が問われる空間となりそうです。
そして何よりこの会場にした大きな決め手は、劇場スタッフさんの好感度が大変高かったからです。
こちらが知識の浅い舞台初心者にも関わらず、分からないことも丁寧に教えてくださって、対応も非常に優しかったです。
さて、来年3月に、この劇場でどんな世界を展開できるのか、今からに楽しみとプレッシャーでドキドキしています。
下見のあとは、団員さんおすすめの和食屋さんでランチをいただきつつ、打ち合わせ。
美味しい食事に、話も自然と弾み、充実したひとときを過ごした中の人(鵺)でした。